子どもの防災を考える地域のネットワーク

子どもの防災を考える地域のネットワークについて

昭和51年の東海地震説が発表されて以来、30年近くが経過しました。近年、国内外では様々な地震災害が発生し、 平成7年1月17日の阪神・淡路大震災は、6,400名余、また、平成22年3月11日の東日本大震災では1万9,000人もの尊い命を奪う大災害があ り、多くの教訓を残しました。

災害が起きたとき、自分の身自分で守るが鉄則です。ところが、地域には災害時要援護者である高齢者、障害者、乳幼児、妊婦、傷病者、日本語が不自由な外国人といった災害時に自力で避難することが困難な人がいます。 このような人たちにとって、いざというときに助け合えるのは自分の住んでいるところの地域の人々です。近年、起こっている大規模災害などの経験談からは、 実際の現場では地域とのつながりによる「お互い様」の意識から、お互いに助け合うことの重要性が浮かび上がり、地域との日頃からのネットワークの構築がいざという時に大きく役立つのです。

そのために、私たちは、地域の人々とどんな連携ができるのか、災害時、身近なものを使っていかに身を守るかなどいざとなった時の知恵を考えて、ワークショップ形式で多くの人々に知っていただく機会を持っていきます。また、地域が連携する意識を持てば、防災訓練を通して孤立家庭を地域と結びつけることも可能となります。

私たちは災害に強いまちづくりにも寄与しながらこの事業を進めていきます。

ぴっぴの取り組み

子どもを守る防災ワークショップ「ぼうさいぴっぴ」の実施

就園児以上の子どもから大人まで、誰もがすぐに理解でき、興味を持って主体的に参加できる防災訓練プログラムを体験することにより、主体的に参加し、さらに一歩自分で防災を考えるための場づくりをします。
こうした体験の場を通して、親・子どもへの防災意識の啓発と、子どもを見守るネットワークづくりを確かなものにする地域コミュニティの活性化を目指します。

つながる支援パックプロジェクト

災害時の乳児家庭に必要な支援物資を、“子どもがいます。いざという時助けてください” “アレルギーがあります” のロゴ入りのバッグにまとめて入れて支援が必要な人に届く仕組みづくりを考えます。

減災を伝えるリーダー養成講座

防災について子どもたちに伝え、一緒に考えることができる人材を育成します。また、その学びを活かして実践の場で子どもとふれあい、防災を伝える場づくりをします。

講座・講演

「いかに自分の命を守るか」そして「子ども、妊婦、お年よりなど、要援護者となり得る人々をいかに守るか」をテーマに、実践的な講話をします。ワークショップと組み合わせて実施できます。

ブログでの情報発信

防災豆知識、防災グッズ、本の紹介を通して防災意識を高めるための啓発とともに、「私たちはわすれない 3.11」をテーマとした被災地復興応援のための情報発信を行っています。

これまでの主な実績

2006年

「子どもを守る防災ワークブック」を作成(独立行政法人福祉医療機構 助成事業)、子育て世代のための防災出前講座を開始

2008年

「ぴっぴのイザ!カエルキャラバン」(浜松市中区「がんばる地域の応援事業」)

2009年

「ぴっぴのドキドキ!防災ゲーム」(内閣府・浜松市・防災推進協議会主催 防災フェア2009 in はままつ)

2010年

長野県木曽郡木曽町福島「きそふくしま防災まつり2010」参加
浜松市立新津公民館 学習成果活用支援事業「子どもの防災力を高めるワークショップ」

2011年

第6回「全国まちづくりフォーラム」(内閣府主催)参加
長崎県諫早市真津山小学校PTA等 多数 ワークショップ実施

2012年

防災教育チャレンジプラン 実施
外国人のための防災フェア(浜松市外国人学習支援センター)参加等 ワークショップ多数実施

2013年

浜松市特別支援学校中学部・高等部 防災講座 実施
横須賀コミュニティ・子どものための防災 等 ワークショップ多数実施

2014年

みんなで作る防災パックプロジェクト 実施
ねりま防災カレッジ事業「夏休み子どもカリキュラム」講師
浜松市子育て世代の避難所体験事業「親子防災キャンプ」実施

2015年

北九州市男女共同参画センター・ムーブフェスタ「2015こどもマルシェ&防災講座」講師
子どもを守る防災教育でつなぐ子育て支援の輪事業 実施(「減災が学べるトランプ」開発)
浜松市多文化共生事業 ベトナム人親子のための防災講座 講師

2016年

熊本の乳幼児家庭に「つながる支援パック」を届ける活動
親子で学ぼう!夏休み防災ワークショップ 主催
内閣府・松阪市 地震・津波防災訓練 出展

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