このプロジェクトについて
新型コロナウイルス感染拡大により、密を回避するための予約制導入やシステムのデジタル化、業務効率化が求められるようになりました。子育て支援の現場は、受付が電話のため窓口が開いている時間しか予約ができなかったり、管理が紙ベースで支援者の負担が大きかったり、まだ多くの課題を抱えています。 妊娠や育児で日々家事や仕事に追われ、悩みを抱える人たちが、気軽に支援の場に参加できるように、また、支援者の負担を軽減することを目的に、予約管理システムの開発・運用を行っています。
「予約サービスMaica」開発のきっかけ
当団体はコロナ渦以前から、業務改善の取り組みとして、浜松市のまちなかで定期開催されていた「kintone(キントーン)カフェ」という地域のコミュニティに参加していました。そこでkintoneの使い方を学び、システム開発や導入支援の会社など、様々な方々とつながりを持ち、交流していました。
新型コロナウィルス感染拡大で中止していた、浜松市の事業「親子すこやか相談」を予約制で再開したいという相談を受け、子育て世代が普段から利用しているSNSを使えないかと検討しました。
そこで、kintoneカフェでつながりのあったシステム開発会社の方の協力のもと、子育て世代の利用率が高いLINEを利用した予約システムの導入を提案したのが始まりです。
サービスの特徴
子育て世代に寄り添ったサービス
子育て世代のニーズや傾向に応じたシステムやサービスが提供できます。
汎用性の高い予約管理システム
基幹部分に利用している「kintone」は、柔軟に組み換え応用ができるため、運用者の必要に応じたカスタマイズが可能です。
便利な機能と導入の効果
24時間いつでも、LINEから予約ができます。子どもが寝てから…など、時間を気にせず簡単に操作できるため、忙しい子育て世代に好評です。情報の登録や予約の確認、キャンセルなどを利用者自身が行えることは、管理者の業務負担を減らすことにもつながっています。
受付メッセージや予約前日のリマインダーは、うっかり忘れや無断キャンセルを防ぐ便利な機能です。
また、簡単にオンラインイベント設定ができるようにzoom連携機能の追加も行いました。
オプションサービス
LINEのリッチメニューやチャットボットによる相談窓口の設置、子どもの月齢に合わせたメッセージ配信などを行います。子育て世代に必要な情報の精査、より届きやすい言葉を使った文章の編集、ターゲットの絞り込みなど、効果的な運用のアドバイスも含めたサポートを行います。
セキュリティ
IPアドレス制限、2要素認証、ユーザーの操作権限設定などにより、外部からの不正アクセスや情報漏洩のリスクを排除します。
導入事例
- 浜松市母子保健事業関連予約サービス利用業務
2021年1月に「浜松市子育て世代包括支援センター公式LINEアカウント」を開設。(組織改正にともない、2024年4月にアカウント名を浜松市こども家庭センターに変更)
予約できる支援は「親子すこやか相談」「2歳児歯科健康診査」「離乳食教室」「もぐもぐ元気っこ教室」「はじめてのパパママレッスン」「出生連絡票」「産後ケア事業」「集団屈折検査」など。 - デジタル活用で切れ目のない支援「浜松市子育て世代包括支援センター」