被災した乳幼児親子に支援物資を届ける、新しい仕組みづくりのために「子育て世代への災害支援」のための寄付金を募ります。
これまでの取り組みと寄付をお願いする理由
大規模災害時には物資が不足します。特に乳幼児用品やアレルギー用品は公的な備蓄が十分ではありません。
支援物資が届いても、乳幼児家庭が必要な支援物資を求めて何度も配布の列につくのは大変なことです。
私たちは東日本大震災が起きた後、被災した地域や支援した人々を訪れて調査検討を行い、10品目の支援物資をひとまとめにしてバッグに入れ、配布することを考えました。もし使わない物が含まれていたとしても、お互いに必要なものを交換し合い、気持ちがつながれるようにと「つながる支援パック」と名づけました。
平成28年4月の熊本地震発災後、当団体では募金活動を行い、多数の方々のご協力のもと、熊本県上益城郡嘉島町に乳児用・アレルギーのある幼児用支援物資を入れた「つながる支援パック」を100セット送り届けることができました。(支援の経緯はこちら)
布バッグには、「子どもがいます。」または「アレルギーがあります。」のマークを入れました。これは、災害時の避難所などで妊婦や乳幼児・アレルギーの子どもがいることを周囲に伝え、特別な支援が必要な被災者であることを知らせるためのマーク(商標登録取得済)として使用しました。
これらの実践を踏まえて、平常時から「つながる支援パック」のマークとコンセプトをより広く伝える、大規模災害発生時には「つながる支援パック」を被災地に送ることができる仕組みづくりの活動を進めていきます。
寄付金の使い道
皆様からの寄付金を以下の目的に活用し、取り組みを継続します。
- 平常時から「つながる支援パック」のマークとコンセプトをより広く伝えます
- 大規模災害発生時に「つながる支援パック」を被災地に送ります
寄付されたお金は、上記の取り組みのみに使用し、他の目的には使用しません。また、年度毎に収支決算し、会計報告を公開します。
寄付の方法
寄付方法は、現金・クレジットカード・銀行振込(静岡銀行/郵便振替)の3通りがあります。
現金で寄付下さる方は事務局までご持参ください。クレジットカード、銀行振込の場合は、寄付をするボタンより、フォームに必要事項をご入力のうえ、ご入金をお願いします。
※認定NPO法人への寄付は、寄付金控除の対象となります。寄付してくださった方には確定申告時に必要となる領収書を発行いたします。