土曜日開設放課後児童会
事業のきっかけとなった“気づき”
浜松市放課後児童会では、合併以前の浜松市にあった放課後児童会は健全育成会が運営を行っています。働く親が増え土曜日保育の需要が高まる中、市内を北エリアと南エリアに分け、各1か所開設し、毎週異なる会場で実施されています。平日の放課後児童会とは異なり2か所のみで2週間前までに申込があった児童を保育しています。
ぴっぴは平成30年度より浜松市教育委員会教育総務課より委託を受けました。
ぴっぴは情報提供事業を行っていましたが、実際に現場を持っておらず、放課後児童会の実態を知りませんでした。そこで、良い機会であると捉えての初挑戦でした。
こんなことを実施しました
これまで受託してきた事業者から引継いだ時に、非効率さ等に驚きました。
毎週、開催場所が変わり平日の放課後児童会の場所を使用するため、使用できないエリアやものがあることなどがありました。わけのわからない理由で利用できないこともあり、何度も教育総務課と協議しました。
支援員も平日の放課後児童会支援員の他、補助支援員は誰でもOKということで質の問題もありました。
3か月に1回、年間4回のミーティングで困りごとや実情を話し合い、勉強会を実施しました。
今後、平日放課後児童会が土曜日保育を実施するという条件でしたのでいずれなくなることは見越しての委託でした。
これからに向けて
正直、2年間ではすべてを変えることはできませんでした。学校とのやりとり、支援員の質の向上、役所職員のミスによる申込記入漏れ間違い(平日の放課後児童会申込→区社会福祉課→教育総務課→ぴっぴ)等、改善の余地は多々ありました。
申込方法のデジタル化など提案をしました。
平日放課後児童会の受託がかなわなかったため、土曜日放課後児童会も受託しませんでした。今後は他事業者に委ねるしかありません。
実施期間
2018年4月~2020年3月
事業形態
2018年度、2019年度:土曜日開設放課後児童会運営業務委託