旧年中は当NPO法人の活動にご理解とご協力を賜りまして心より御礼申し上げます。
新型コロナウイルス感染症が5月より5類感染症に位置づけられ、だんだん外出や人とのコミュニケーションの場もにぎやかさを取り戻してきています。これにともない子育て支援の場も活気が戻ってきたように感じられ、子どもたちの声も心なしか一層にぎやかになっているようです。
子育ての分野に身を置くわたくしたちにとって、このまま今年こそ、明るい話題が続いていくことを期待したいものです。

急激に進む少子化に、昨年より、国は様々な対策を開始し始めています。子どもや若者への就学援助、児童手当の拡充のほか、今後就労に関わらず保育園利用ができることや男性の育休のさらなる促進、ひとり親支援の拡充などが予定されていると報道されています。
多くの支援は当事者にとっては喜ばしいことですが、一方でこの財源がやがて違う形で負担として降りかかってくるのではないかと心配する声が子育て世代からもつぶやかれています。
子育て世代や若者だけではなく、親の世代等どの世代に対しても大きな負担なく、誰もが安心して不安なく過ごせる社会になることを期待したいですね。

今年はそのようなことからも、行政ではできない声を拾い、支援に活かせるよう働きかけていく姿勢をもって、多くの情報提供とともに子育て支援に邁進していきます。

ぜひとも、みなさまともご一緒に実のある一年を過ごせますよう、どうぞよろしくお願いいたします。