事業のきっかけとなった“気づき”
浜松市公式ウェブサイトのページ作成・更新の業務を担う市職員に対し、自治体サイトの役割や重要性、およびユーザーに配慮したページ作成の必要性について認識して貰いたいということ、また、現場や住民から情報収集を行い、日常業務について積極的な情報発信を行う意識を高めて貰いたいということを目標としました。
こんなことを実施しました
従来の講演会方式とは異なりワークショップ形式をとりいれることにより、より課題について実感できるような研修を依頼元の広聴広報課と共に検討しました。 ワークショップでは、1回の研修の参加者を最大30名程度とするため4回に分けて実施し、少人数制で意見を述べる機会を増やすことにより、自ずと自分の問題として考えられる効果を生みました。研修の流れとしては、コーディネーター、パネラー4名(講師、HP担当職員、広聴広報課、ぴっぴ)のミニパネルディスカッション後、パネルディスカッションを受けてグループ討議をしました。その後、全体討議で分かち合い、コーディネーターがまとめを行いました。4日間 で110名が参加し、研修後のアンケートでは「よかった」「まあよかった」が82%を占めました。
これからに向けて
浜松市に対し、研修を通してモチベーションを高めるために2つのことを提案しました。「職員各々が業務の意義を明確に把握できること」「市民満足度をあげること」です。最終目的は市民に伝えたいことが伝わることであり、結果として市民がホームページを見てアクションを起こせるかどうかが重要です。今後に期待していきたいです。
実施期間
2011年4月~7月
事業形態
浜松市ホームページ担当者研修業務委託