ぴっぴの赤ちゃん絵本教室
事業のきっかけとなった“気づき”
子育てを困難に感じる親の増加が社会問題となっていることに注目し、絵本の読み聞かせを通して、親子の関係性を見直し、乳幼児期に豊かな人間性を育むことを目指しました。また、世間的には、読み聞かせといえばボランティアで行うイメージを持つ人が多いようですが、この教室では集団の前で行う読み聞かせについて学んだ「読み聞かせのプロ」が行い、より深い内容の講座を目指しました。
こんなことを実施しました
毎月第3日曜日10:30~11:00に定期的に教室を開催。各回とも、絵本の読み聞かせ・わらべうた・ミニレクチャーを行い、希望者には個別相談をしました。
ミニレクチャーでは、子どもと一緒に絵本を楽しむためのコツや、どんな絵本を与えたらよいかなどをレクチャーし、子どもに「より良い絵本」を与えたいが、思うように読み聞かせができず悩む親のニーズに応えました。さらに多様な悩みに対して個別相談の時間を設け、子どもの発達の様子を見ながら相談できる場を作りました。
全4回で1シリーズの内容として開始しましたが、2014年度は、全3回で1シリーズの内容に見直し、継続しました。
参加者は毎回、たくさんの絵本にふれることができ、同じような月齢の子どもがいる家庭同士の交流の機会にもなっていました。
これからに向けて
1年間ぴっぴの主催事業として行ってきましたが、「読み聞かせスペシャリスト」たちによる「子どもと絵本ネットワーク ルピナス」という団体が立ち上がり、 活動を開始したので、主催を移しました。現在は「ルピナスの赤ちゃん絵本教室」と名称を改め、毎月第3日曜日に継続的に開催しています。
実施期間
2013年7月~2014年3月(毎月第3日曜日、8月は休み)
事業形態
自主事業