子育て世代の女性活躍支援事業
事業のきっかけとなった“気づき”
平成28年4月1日より、女性活躍推進法が施行されました。働く場面で活躍したいという希望を持つすべての女性が、その個性と能力を十分に発揮できるように応援するための施策のはずです。しかし、社会情勢から見れば、少子化で労働力も減少。女性活躍推進との名目で女性も労働力の一部と考えられがちです。これまで、ぴっぴの再就職支援事業に参加する主婦の中で、「女性活躍推進と言われてしまうと否が応でも働くことを強制されているような気がする」と吐露していた人がいました。ぴっぴでは考え方は多様であってもよい、再就職して働かなくとも家庭や地域で活動するのもりっぱな女性活躍の場であるのではないか。いずれ働くことになるかもしれないが、「自分らしく生きること」は大切と考え、その気づきが得られる講座を行なおうと考えたのがきっかけです。
こんなことを実施しました
コミュニケーションと地域活動を鍵に、女性が受け入れやすい内容のプログラム編成し、各分野の専門家講師陣が“気づき”と“参画”を促す講座を実施しました。
第一回講座：主婦のためのハッピーキャリアプログラム計画を立てよう！
第二回講座：話し方ひとつで人間関係が変わる！よりよい人間関係をつくろう
第三回講座：これから起業したいあなたへ 夢を実現するためのマーケティング講座
NAOTRAサミット：家庭・地域・職場 いろいろな顔を持つ私の防災を 経験者と共に考える
これからに向けて
以前、同じような内容の講座を行ったのですが、その時の見出しが「チェンジメーカー養成講座」でした。なかなか人が集まらなかったのに、「子育て世代の女性活躍支援講座」だったらとてもたくさんの人が集まりました。題名一つでこんなにも違うものかと驚きました。
女性はいつも輝いていたいもの。「講座を受けてとても良かった」と参加者から多くの声があり、主体的に参加できる講座はとても好評でした。今後も機会を見て企画を考えていきます。
実施期間
平成29年6月～平成30年3月
事業形態
委託事業
事業記録
