このプロジェクトについて
浜松市には多くの外国人や海外にルーツを持つ人が住んでいます。しかし、日常生活で海外の人と話す機会はあまりないのではないでしょうか?それは、日本人だけでなく、海外から来た人も同じかもしれません。
そこで、いろんな国の親子がいろんな国の食材を使ったお好み焼きを一緒に作り、話しながら食べることで、同じ浜松に住む人同士が仲良くなるきっかけをつくろうと、この事業を企画し実施しました。
こんなことを実施しました
多文化の相互理解と交流の機会として、2024年11月10日(日)10:00~12:00に中央区早馬町にあるクリエート浜松のクッキングルームにて、「日本の親子も外国の親子もあつまれ!いろんな国の食べ物やソースを使ったお好み焼きを、いろんな国の人みんなで作って・食べて・話をしよう!」をテーマに、親子でお好み焼きづくりのイベントを開催しました。
イベント参加者の募集にあたり、日本語のチラシに加え、英語とポルトガル語でチラシとWebページを制作し、募集を行いました。また、多文化共生センターや外国人のサポートをする団体にも広報の協力をいただきました。親子15組の募集に対して、58組の応募があり、関心の高さがうかがわれました。
当日のイベントでは、日本、ブラジル、アメリカ、中国、韓国、インドネシアから、小学生以下の親子13組(大人14名、子ども15名 計29名)が参加しました。市内に住む外国にルーツのある人に、コミュニティーリーダーとして外国人と日本人をつなぐ役割をお願いし、出来上がったお好み焼きを一緒に食べながら、その国で食べられている料理について話を聞かせてもらいました。市内の専門学校に通う留学生もイベントのサポートスタッフとして活躍してくれました。
「料理で世界とつながろう!親子でお好み焼きづくり」で作ったお好み焼きのアレンジを紹介しています。
これからに向けて
イベント後のアンケートでは、13名が「自分の国以外の人ともっと仲良くなりたいと思った」と回答し、事業目的である「外国人との共生について関心を高める」が達成できました。また、大人も子どもも「いろいろな国の人と会い、話をすることができて楽しかった」「いろんな国の料理について知ることができた」と感想が寄せられました。
私たちの団体は、地域の子育て中の親子をサポートするために、情報発信とネットワークづくりを行っています。日本人と外国人がお互いに異なる文化や価値観を理解し、共生し、安心して暮らせるように、何ができるかを考えていきたいと思います。
事業記録
- 日時:2024年11月10日(日)10:00~12:00
- 場所:クリエート浜松 4階 クッキングルーム
- 対象:5歳から小学生までの子どもの親子 15組
- 料理で世界とつながろう!チラシ (PDF 3.77MB)
- 運営ブログ:「料理で世界とつながろう!親子でお好み焼きづくり」開催
事業形態
浜松市委託事業 令和6年度浜松市UD・男女参画提案事業