防災フェア2009 inはままつ「ぴっぴのドキドキ!防災ゲーム」
事業のきっかけとなった“気づき”
2009年8月、4日間にわたり開催された「防災フェア2009inはままつ」は、講座・展示・ワークショップなど広範なコンテンツで浜松駅周辺を防災一色にし、 市民の防災意識を啓発するものでした。ぴっぴは、その一会場「防災キャンパス」において、親子を対象としたワークショップをと委託を受け、「ぴっぴのドキドキ!防災ゲーム」を実施しました。
こんなことを実施しました
2008年に実施した「ぴっぴのイザ!カエルキャラバ ン!」からさらに進歩させた独自のワークショップを多数準備し、親子で会場内のワークショップを体験する回遊式のプログラムとしました。市内の災害ボランティア・学生ボランティア・アレルギーの会など多数の団体と協働し、多面的な体験を提供することができました。また、会場で配布した教材ワークブックは小学校低学年でもひとりで読める易しい表記とし、スタンプラリー方式で楽しく学べるようにしました。
開始とともに会場がにぎわいはじめ、トータルで200組以上の親子が参加しました。来場者アンケートでは「防災のことがよくわかった」「内容がおもしろかった」との声が多数聞かれ、またテレビ・新聞などの取材も多数入り、夢中で参加する子どもたちの表情を捉えていました。
子どもにとっては「何だろう?おもしろそう」という興味から防災のことを知るきっかけに、また保護者にとっては「子どもに防災について教えたい」というニーズに応える企画となったのではないでしょうか。
これからに向けて
この事業においてぴっぴと協働した団体は(防災関連の団体であるかどうかを問わず)それ以降もぴっぴとつながり、子どもを守る地域のネットワークを担っています。多数の団体が事業を通してゆるやかに連携し、その成果を共有してさらに次のアクションへとつなげるといったサイクルは、以降もぴっぴの事業において繰り返し活かされていきます。
実施期間
2009年8月22日 10時~12時
事業形態
「防災フェア2009実行委員会」(内閣府・浜松市・防災推進協議会)委託事業